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映画「潜水服は蝶の夢を見る」(THE DIVING BELL AND THE BUTTERFLY)
Tuesday, January 01, 2008

フランス映画。フランス語のタイトルは「LE SCAPHANDRE ET LE PAPILLON」息子とのドライブ中に突然襲われた脳梗塞によって"locked-in syndrome"(閉じ込め症候群)になってしまって左目以外の全身の自由を失ったジャン=ドミニク・ボビー(Jean-Dominique Bauby)。
元『ELLE』編集長という華麗な人生は一転、人の助けがないと何も出来ない不自由な日々を強いられることとなる。しかし、左目の動きによって、彼は言葉を記すことに成功。
自伝の出版という目標を持った時、彼の生きる希望が輝きはじめる。実話を元にしたベストセラーをジュリアン・シュナーベルが映画化。20万回の瞬きで自伝を綴った奇跡の実話を完全映画化。

天才シュナーベル監督が溢れる映像美で描く、きらめく愛の感動作。ELLE誌編集長として人生を謳歌していたジャン=ドミニク・ボビーは突然倒れ、身体の自由を失う。そして唯一動く左目の20万回以上の瞬きで、自伝を書き上げる。たとえ身体は“潜水服”を着たように動かなくても、“蝶”のように自由に羽ばたく記憶と想像力で—。その美しい魂の著作「潜水服は蝶の夢を見る」はフランスで14週連続、イギリスで6週連続ベストセラーリスト1位を記録、全世界 31カ国で出版され、世界を驚きと感動で席巻した。その奇跡の実話を「夜になるまえに」でヴェネチア国際映画祭審査員特別賞を受賞した俊英ジュリアン・シュナーベルが、溢れんばかりの色彩と映像美で完全映画化。2007年カンヌ国際映画祭では見事に監督賞と高等技術賞を受賞、鳴りやまない大喝采を博し、アカデミー賞の呼び声も高い。足枷から抜けだし、 “蝶”になったジャン=ドミニク・ボビーは、愛する人たちに囲まれ、新しい人生へと飛び立つ。愛、ユーモア、夢によって描き切る、愛の感動作。

『バスキア』では'80年代のニューヨークを代表するプエルトリカンのアーティストを、『夜になる前に』ではキューバの亡命作家の反政府的な人生を描いたジュリアン・シュナーベル。

【ジャンル】 ドラマ
【監督】 ジュリアン・シュナベル (Julian Schnabel)
【出演】 マシュー・アマルリック (Mathieu Amalric)、エマニュエル・セニエ (Emmanuelle Seigner)、アン・コンサイニー (Anne Consigny)、マックス・フォン・シドー (Max Von Sydow)
【レーティング】 PG-13
公式サイト: www.thedivingbellandthebutterfly-themovie.com
http://chou-no-yume.com/(日本語) 
posted by Miki @ 11:59 PM   0 comments
映画「I’m Not There」
トッド・ヘインズ(Todd Haynes)監督作。
同作品はフォーク音楽の象徴、ボブ・ディラン(Bob Dylan)の伝記映画。6人の登場人物を通じてディランを描く野心作だ。ディランはどこにでも存在する人物として描かれる。監督は、映画は「夢のように頭をよぎる」作品で、観客にはディランの史実に固執せず、身を任せて観て欲しいと語った。

映画はマーカス・カール・フランクリン(Marcus Carl Franklin)演じる、自称ウディ・ガスリー(Woody Guthrie)という黒人孤児の登場で始まる。続いてケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)が男役を演じる人気上昇中のミュージシャン、ジュード(Jude)。ジュードは反戦歌を捨てロックに転向する。リチャード・ギア(Richard Gere)はなぞめいた人物ビリー(Billy)を演じる。ディランの人生と時代をそれぞれの登場人物が対照的に演じ、ディランがミュージシャン、大スター、カウンターカルチャーの象徴、信仰を新たにしたキリスト教徒、ディラン自身へと大きく変化した時代を呼び起こす。

Bob Dylan自身は出演しない以上、音楽をもっと前面に押し出して上手に聞かせて欲しかった。ほとんどの人は私のようにボブ・ディランの伝記映画を期待して観に行くのだと思うけど、ディランの伝記映画というよりはヘインズ監督の前衛的映画を観たという印象ばかりが残った。ケイト・ブランシェットは確かに似ていたけど、やっぱり女性なのが見え見えでなんだか興ざめだった。

リチャード・ギアのでてくる昔の時代の絵や質感はとても念入りに撮影されていて綺麗だった。けど必要以上にアーティスティックな要素を取り入れすぎているような気がする。FOXでアーティスティックですごく絵は綺麗だけどちっとも面白くなかったドラマ「Carnivale」を思い出した。
posted by Miki @ 11:44 PM   0 comments
映画 Mission Impossible III「ミッション:インポッシブル」
Monday, January 15, 2007
細かいこと言わずに2時間楽しみましょう、というときには最高の映画。「ミッション:インポッシブル」は日本でも人気を博したアメリカのテレビドラマ「スパイ大作戦」の映画化作品だけど、映画の邦題は原題のままにされている。シリーズ3作目になるこの『ミッション・インポッシブル3』は、これまでの作品と同様スピード感溢れる展開でジェットコースター・ムービーだ。「いい映画か」と聞かれると返事の仕方が難しいが、退屈せずに楽しめることは確か。それに3つとも見ていつも思うのだけれど、編集がうまいと思う。アメリカのエンターテインメント業界の強者たちがつくっているんだろうなぁ、といつも感じる。つくりにスキのない典型的なアメリカのプロフェッショナル性を確認できる映画。

M:i:IIIストーリー
天才的スパイのイーサン・ハント(トム・クルーズ)は、 敵の罠に落ち、 前例のない衝撃的な計画に翻ろうされてしまう。タイムリミットは48時間。成功率0%の任務を成し遂げるため、 最高機密組織I.M.F.の新たなるメンバーとともに ベルリン、ローマ、上海へ飛び 任務を遂行するが……。

ジャンル:アクション
監督:J・J・エイブラムス(J.J. Abrams)
出演:トム・クルーズ(Tom Cruise)、ローレンス・フィッシュバーン(Philip Seymour Hoffman)、ヴィング・レイムス(Ving Rhames)、ジョナサン・リース=マイヤーズ(Jonathan Rhys Meyers)。

公式ページ
www.missionimpossible.com
posted by Miki @ 10:54 AM   0 comments
映画 The Road To Guantanamo「グアンタナモ、僕たちが見た真実」
ふ〜。気持ちがすご〜く憂鬱になる映画。しかしアメリカって、っていうかブッシュ政権って、本当に許せないとつくづく再確認してしまう映画だ。

ごく普通の若者が、対テロ戦争に巻き込まれ、2年以上にも及ぶグアンタナモでの収容所生活を強いられたという、イギリスはおろか世界に衝撃を与えたこの事件。パキスタン系イギリス人の青年、アシフはバーミンガムの側の小さな町ティプトンで平和に暮らしていた。2001年9月、アシフは結婚式を挙げるためパキスタンへと向かい、やはりイギリスに住む友人のローヘル、シャフィク、ムニールを招待する。

パキスタン南部の町カラチで合流した彼らは、米軍の侵攻による隣国アフガニスタンの悲惨な状況を耳にする。そこで3人は自らの目で確認したいと国境を越えるが、戦闘に巻き込まれた上に米軍に拘束され、国際テロリストとしてキューバの米軍基地・グアンタナモへ送られてしまう。

監督:マイケル・ウィンターボトム(Michael Winterbottom)
Mat Whitecross (co-director)
1961年3月29日生まれ。オックスフォード大学を卒業後、テレビの世界へと進み、多くのドラマやドキュメンタリーを監督する。94年、プロデューサーのアンドリュー・イートンとレボリューション・フィルムズを設立。翌95年のテレビ映画『GO NOW』が各地の映画祭で評判を呼び、劇場公開される。そして『バタフライ・キス』で映画監督デビューを果たした。その後は、ボスニア紛争の実話をもとに描いた『ウェルカム・トゥ・サラエボ』(97)がカンヌ国際映画祭のコンペティション部門に、『アイ ウォント ユー』(98)はベルリン国際映画祭に出品された。そして02年に、イギリスへの亡命を目指し過酷な旅を続けるパキスタン難民の少年を描いた『イン・ディス・ワールド』でベルリン国際映画祭・金熊賞<グランプリ>、エキュメニック賞、ピースフィルム賞の3部門制覇を果たした。代表作は他に『ひかりのまち』(99)、『24アワー・パーティ・ピープル』(02)、『CODE46』(03)など。

アシフ・イクバル(Shahid Iqbal)、ローヘル・アフマド、シャフィク・レスルほかが出演。2006年、ベルリン映画祭で監督賞を取った作品。

公式ページ
www.guantanamo.jp
posted by Miki @ 10:32 AM   0 comments
映画 The Lake House「イルマーレ」
監督:アレハンドロ・アグレスティ
出演:キアヌ・リーヴス、サンドラ・ブロック、ショーレ・アグダシュルー、クリストファー・プラマー、ディラン・ウォルシュ

"Lake House"なのに日本語のタイトルは「イルマーレ」なのね。これって随分じゃない?
と思ったら「イルマーレ」という韓国映画のリメイクだからなのね。

2004年と2006年を結ぶ不思議な郵便箱で文通を始めた男女が、実際には会えない互いへの恋心を募らせていくというファンタジック純愛ラブストーリー。主演は『スピード』以来の共演を果たしたキアヌ・リーヴスとサンドラ・ブロック。サイエンス・フィクションながらも、現実の独身男女の孤独な生活をリアルに描いて非現実性を感じさせずに、逆にノスタルジックでトラディショナルな恋愛映画に仕上がっている。ポール・マッカートニーの歌など、懐かしい曲も歌声も一役買っている。

まぁまぁ面白いと思う。そんなに退屈しないで見ることができた。でも途中からストーリーの展開が読めちゃったけど。詳しく書くと分かっちゃうけど、観た人はきっとうんうんうなづいてくれると思う。それからやっぱり恋愛映画はもっと切なくならないとね〜、という意味では映画としては合格、恋愛映画としては失格、ってところでしょうか。サンドラ・ブロックって、インタビューのときに、知的ぶってエラそうにしゃべるのが嫌いだったんだけど、映画はいつもなんだかんだいって結構面白くみてしまう。自分が美人女優じゃないというのをちゃんと分かっていて、うまく自分を生かす方法を知っている感じがする。キアヌ・リーブスはちょっと老けたかな。
posted by Miki @ 10:05 AM   0 comments
映画 The Departed「ディパーテッド」
映画 The Departed「ディパーテッド」
監督 マーティン・スコセッシ
出演者 レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン、ジャック・ニコルソン
製作 ブラッド・ピット、ジェニファー・アニストン

最近ディカプリオの出る映画は面白い。役者さんらしい役者さんになってきた気がする。アイドルと言われてこれまで賞を逃してきたけど、その経験がバネになったのか、それともそういうことに振り回されずに頑張ってきたからなのか。正直昔は「かわいい男優さん」という印象だったけど、最近は顔つきも変わってきたし、何よりも脚本を上手に選んでいる感じがする。今回はこのThe Departedの他に今年は「Blood Diamond」でもノミネートされた。今回はアカデミー賞をとれるんじゃないかな。

映画は最初から終わりまでドキドキハラハラ。ロバート・レッドフォードの「スティング」を思い出すストーリー展開。だましあいの応酬。警察に潜入したマフィアの男VS.マフィアに潜入した警察の男…。一触即発の連続で、まさに手に汗握るサスペンスです。
posted by Miki @ 9:08 AM   0 comments
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Name: キースママ
About Me: 2002年にロサンゼルスにやってきました。なんのかんのといいながら、もう6年になります。現在ゲームの出版社で翻訳の仕事をしています。
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